卒乳を考えることは、これからの親子の関係を考えるだけでなく、自分の生き方を考えること。終わりのビジョンを持ち、授乳期間を充実させることは、限られた育児の時間を楽しくさせてくれます。
ところで、卒乳についてこんなお問合せを頂くことがあります。
それは、『断乳・卒乳後にケアをしないと、あとで困ったり、乳がんになったりするんですか』、というもの。
卒乳後の不十分なケアが乳がんの可能性を高めるかどうかはともかく、乳腺炎など乳房のトラブルの原因になる可能性は、十分に考えられます。
さらに、卒乳後の対策だけでなく、むしろ『使った後のお掃除や片づけをすることは次の準備になりますよ』という、次への対策・対応も大事。次の子育てをお考えの方は、ぜひ、卒乳後の乳房ケアを実践してください。
もちろん、もう子育ては終わり、という方も、乳房のトラブルを招かないために、乳房ケアをしっかり学び、実践しましょう。
もうひとつ大切なこと。
卒乳を考えることは、自分のライフプランを考えること。終わりのビジョンを持ち、授乳期間を充実させることは、限られた育児の時間を楽しくさせてくれます。
卒乳はまだ先だけれど、望んだ時に上手にやめることができるように、長い期間飲ませたい人も、早めに終わりたい人も、こもり助産院の卒乳講座を受けてプランをたてておきましょう。また、こもりの卒乳講座では、お子さんやご家族のサポートも行っているので、安心して卒乳を迎えていただけます。
※卒乳前に卒乳講座で情報を得て、いざやめようかと思った時には、個別相談をお受けします。その時には乳房ケアも一緒にしていますので、ぜひ事前に相談をしてください。助産院には、おっぱいをやめてからお電話があることが多いのですが、時期が遅すぎたりすると、ケアの効果がないこともあります。卒乳のオリエンテーションと思ってくださると、早めの受講ができるかもしれません。
※母乳育児が終わると、赤ちゃんとの触れ合いの時間が少なくなるのでは、とご心配のお母さん。ベビーマッサージで、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみませんか。
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